転倒や衝突(または殴打など)による、歯の破折、脱臼により歯が動く、歯茎の周りから出血することで、来院されます。
各症状ごとの治療法
1.歯が欠けている- 歯の先だけ折れているとき…詰め物の(または冠を被せる)治療をします。
- 歯の真ん中で折れているとき…神経を抜いて、冠を被せる治療をします。
- 根っこが折れているとき…神経を抜いて冠を被せる(または歯を抜く)治療を行います。
2.歯が動く
歯が抜けかかっている、もしくは歯を支える骨ごと折れている場合に分かれますが、いずれも動いていない歯とボンドでつなげて、固定する治療を行います。
根っこが折れているとき→歯の破折
3.歯が抜け落ちた歯が衝撃で取れてしまったときは、できるだけ早く抜けたところに、戻して、固定する治療を行います。
歯が生着するかどうかは、抜けたときの状況(場所、治療までの時間)で異なります。
※抜けた歯は、牛乳もしくは生理食塩水につけて持参してください。
顎の骨が折れているときは入院による治療(顎間固定または手術)が必要となります。